ホットヨガに関する記事の多くは、ホットヨガの良いところばかりをピックアップしている傾向にあります。
実際のところ、ホットヨガはメリットしかないのでしょうか。
ホットヨガにはメリットがある反面、デメリットも存在します。
多くの人が持つホットヨガのイメージというと、
- リラックス効果が期待できる
- ダイエットに効果的
- 汗をしっかりかけて健康的
- ホットヨガはオシャレなイメージ
上記のような、プラスイメージに繋がるようなポイントが目立ちます。
たしかにこのイメージは決して間違っていません。
しかし、ご自身の体調やホットヨガのやり方などによっては、メリットではなくデメリットに作用してしまう場合があるのです。
今回は、ホットヨガのメリットとデメリット、ホットヨガに向いている人と控えたほうが良い人、比較しながらご説明していきます。
この記事を通じて、以下の内容を理解することをができます。
- ホットヨガのメリット
- ホットヨガのデメリット
- ホットヨガに向いている人
- ホットヨガを控えたほうが良い人
ホットヨガのメリットだけでなくデメリットもしっかりと押さえておくことが、ホットヨガを長続きさせるコツに繋がっていきます。
今まで、ホットヨガのメリットだけに着目していた方は、是非この機会に、デメリットにも目を向けてみてくださいね。
ホットヨガの3つのメリット
まずはじめに、ホットヨガのメリットについてご紹介したいと思います。
- 新陳代謝アップ
- しなやかな身体つくり
- リラックス効果
メリット1.新陳代謝アップ
ホットヨガを行う環境は、室温40℃前後のスタジオです。
イメージでいうと岩盤浴のような温かさの雰囲気で、じんわりと汗をかける環境になっています。
汗をかくということは、新陳代謝が上がってきている証拠になります。
汗と共に老廃物が排出されていき、きれいな体内つくりへと繋がっていきます。
余分なものが体内から排出されていくということは、ダイエットにも効果的といわれています。
身体もポカポカしてくるので、冷え性改善にも効果があるんですよ。
ダイエットや冷え性でお悩みの方は、新陳代謝を上げることに着目するようにしましょう。
メリット2.しなやかな身体つくり
ヨガのポーズは、普段あまり動かさない筋肉もしっかりと刺激するというメリットを持っています。
ヨガのポーズを継続していくことで、筋肉がほぐれていき、しなやかな身体つくりへと繋がっていきます。
しなやかな身体を手に入れると、立ち居振る舞いが女性らしく美しくなっていきます。
姿勢もよくなってくるので、後姿も美しい状態をキープできること間違いなしですよ。
メリット3.リラックス効果
ホットヨガは、ヨガのポーズをとるだけではなく、瞑想や身体の力を脱力させる場面もあります。
鼻からの呼吸を大切にしながら、余計なことは考えずに自分自身と向き合う時間は、心と体にリラックス効果をもたらせてくれます。
ストレスを溜めすぎてしまうと、健康に影響を及ぼす可能性もあります。
ホットヨガで心と身体をリラックスさせ、ご自身を大切にするように心がけましょう。
ホットヨガの3つのデメリット
次にホットヨガのデメリットについてご紹介します。
- 熱中症や脱水症状の恐れ
- 筋肉を傷める危険性
- スタジオが少ない
ホットヨガのメリットのみしか理解されていなかった方は、是非目を通しておくようにしましょう。
デメリット1.熱中症や脱水症状の恐れ
ホットヨガのスタジオの環境は、室温40℃前後ということもあり、熱中症や脱水症状の恐れの可能性があります。
熱中症や脱水症状を防ぐためにも、ホットヨガを行う際は、1レッスン1L目安の水分補給を欠かさないようにしましょう。
始めのうちはめまいがする場合がありますので、その際は無理をせずに少し休憩するなどして、ご自身の身体をいたわってくださいね。
デメリット2.筋肉を傷める危険性
ヨガのポーズは普段あまり使っていない筋肉を使う場合が多いので、頑張りすぎてしまうと筋肉を傷めてしまう可能性があります。
最初から張り切りすぎず、まずは初心者向けのホットヨガのレッスンから始めるようにしましょう。
徐々に身体を慣らしていくことが、ホットヨガを継続していくコツになります。
デメリット3.スタジオが少ない
ホットヨガのスタジオは、室温40℃前後で行うのが必須のため、他のスポーツクラブと比較してスタジオが少ないのがデメリットといわれています。
また、インストラクターの数も決して多くなく、ホットヨガスタジオを運営するにはハードルが高いのが現状です。
そのため、近場で通えるホットヨガスタジオが無いと言っている方も少なくありません。
ただし、直近ではLAVAが全国にどんどん店舗を増やしており、2017年11月現在では250店舗以上になっています。
LAVAであれば、引っ越し等があっても、引き継げるので、引っ越しの予定がある方にも安心ですね。
ホットヨガに向いている2つのタイプ
次にホットヨガに向いている人をご紹介します。
- ダイエットを頑張りたい人
- リラックスしたい人
メリットとリンクする部分がございますので、ご了承くださいね。
タイプ1.ダイエットを頑張りたい人
ホットヨガには新陳代謝をアップさせる働きがありますので、ダイエットを頑張りたい人にはおすすめといわれています。
ホットヨガでダイエットを行うには、週3回以上のレッスンが良いといわれています。
即効性はないものの、徐々に脂肪を溜めやすい身体を改善していくので、3か月ほど経過すると効果が現れ始める傾向にあるようです。
じんわりと汗をかける環境なので、ダイエットにはピッタリの環境と言えるのではないでしょうか。
タイプ2.リラックスしたい人
ホットヨガではリラックス効果が期待できるので、リラックスしたい人にもおすすめできます。
リラックスをしたい場合は、強度の強いホットヨガのレッスンではなく、リラックス系のレッスンに参加するのが良いでしょう。
レッスン内容がリラックスメインで作られているので、しっかりと心と身体を休ませることができますよ。
ホットヨガにあまり向いていない3つのタイプ
最後に、ホットヨガを控えたほうが良い人をご紹介します。
- 妊娠中の女性
- ケガをしている人
- 食後すぐの人
先ほどご紹介したデメリットとあわせながら読むと、より理解度が深まるかと思います。
タイプ1.妊娠中の女性
妊娠中のホットヨガは体調を崩したり、赤ちゃんに影響がある場合がありますので、控えるようにしましょう。
安定期に入り、医師の許可が下りたら、ホットヨガではなくマタニティ専門のヨガであれば通うことが可能となっています。
ご自身が大丈夫だと思っていても、ホットヨガのレッスンには参加してはいけません。
タイプ2.ケガをしている人
ホットヨガでは様々なポーズをとりますので、ケガをしている人は控えることをおすすめします。
どうしても参加したいという場合は、インストラクターの先生に相談したり、ポーズによってはお休みしたりするなど、自己管理をしていくようにしましょう。
しっかりとケガを治してからしっかりとホットヨガに参加する方が、ご自身の身体としても良い結果に結びつくのではないでしょうか。
タイプ3.食後すぐの人
ホットヨガで身体をあたためることにより、血行が良くなったり内臓の動きが活発になっていきます。
そのため、食後すぐにホットヨガのレッスンを受けてしまうと、消化が始まって集中力が続かなかったり、身体が動かしずらかったり、場合によっては体調不良になることもあります。
ホットヨガを行う2時間前までに食事を済ませ、空腹の状態でレッスンに向かうようにしましょう。
まとめ
今回は、ホットヨガのメリットとデメリットを照らし合わせながらご紹介させていただきました。
ホットヨガだけでなく、メリットのあるものに対しては、どうしてもデメリットがつきものになります。
デメリットとも上手に付き合うことが、ホットヨガを楽しむ最大のポイントなのです。
これからホットヨガを始めようとお考えの方は、メリットだけでなくデメリットも理解したうえで取り組むようにしましょう。