あなたは、ホットヨガで腰痛が治るというクチコミを聞いたことがありますか?
一度腰痛になってしまうと、癖になってなかなか改善されないといわれるほど、手ごわい病ともいわれています。
そんな腰痛がホットヨガのレッスンに参加するだけで改善されるのでしょうか。
腰痛持ちの多くの方が以下のような心配をされています。
・慣れないことをすると腰痛が悪化しそう
・ホットヨガで完全に腰痛が治るとは考えにくい
・重度の腰痛持ちには意味がなさそう
ホットヨガと腰痛の関係を疑問視したり否定する意見をお持ちの方が多いようです。
実際のところ、ホットヨガと腰痛の関係性はあるのでしょうか。
今回は、ホットヨガと腰痛がどのように関係しているのかについてご説明したいと思います。
この記事を通じて、以下の内容を理解することをができます。
- ホットヨガと腰痛改善の関連性
- 腰痛改善に効果のあるホットヨガのポーズ一覧
- 腰痛持ちの方のホットヨガとの付き合いかた
ホットヨガと腰痛に関係のある内容をピックアップしてみました。
腰痛でお悩みの方、そしてホットヨガで腰痛を改善したいとお考えの方は必見の記事になっています。
ホットヨガと腰痛改善の関連性:3つのポイント
ホットヨガと腰痛改善の関連性について3つのポイントでご説明します。
- 正しい姿勢へ導く
- インナーマッスルの強化
- 関節が動かしやすい環境
ポイント1:正しい姿勢へ導く
ホットヨガで行うポーズは、歪んだ身体を矯正してくれる効果があるといわれています。
腰痛を持つ多くの方は姿勢があまり良くなく、猫背になっている傾向にあるようです。
基礎の部分となる正しい姿勢を習慣付けるだけでも、腰痛はかなり改善されていくそうです。
正しい姿勢は、シルエット的にもスッキリとしてカッコイイですよね。
正しくヨガのポーズを決めれば、腰にも負担なくホットヨガを行うことが出来ます。
ポイント2:インナーマッスルの強化
ホットヨガのレッスンは、インナーマッスルを強化することに重点を置いています。
インナーマッスルを強化することで、バランス感覚の取れた身体つくりへと繋がります。
腰痛とインナーマッスルの強化は密接に関係しているといわれており、インナーマッスルを強化すると、次第と腰痛も緩和されていくそうです。
インナーマッスルは普段意識していないとなかなか鍛えにくいです。
そんな時にホットヨガのレッスンへ参加すれば、簡単にインナーマッスルを強化することが出来るのです。
ポイント3:関節が動かしやすい環境
ホットヨガのレッスンを行うスタジオは、室温40℃前後の温かい環境になっています。
身体の内側からじんわりとあたためてくれるので、関節が動かしやすい状態になるのです。
運動不足で身体が硬い人でも無理なくヨガのポーズができるようになるそうです。
腰痛持ちで心配の方にとっても負担が少なく、途中で痛みを感じることが少ないといわれているのです。
腰痛は、少しの運動する習慣を身に着けるだけでも大幅に緩和されるようになるそうです。
普段、運動の習慣のない方は、ホットヨガを始めてみるのが良いかもしれませんね。
腰痛改善に効果のあるホットヨガのポーズ3つ
腰痛改善に効果のあるホットヨガのポーズを3つご紹介します。
- 三角のポーズ
- チャイルドポーズ
- 肩立ちのポーズ
既にご存知の方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。
【1】三角のポーズ
三角のポーズをやり方をご紹介します。
三角のポーズは、両足を肩幅よりも広げた状態で立った状態が基本姿勢になります。
- 基本姿勢が取れたら、腰への負担を考えながらゆっくりと曲げていきます。
- 腰を曲げたほうの腕を、くるぶしあたりの位置に置きます。
- 反対側の手を天井高くまで上げて、手先を見るように視線を集中させましょう。
三角のポーズは腰痛改善だけでなく、お腹周りのシェイプアップにも効果があるといわれています。
【2】チャイルドポーズ
チャイルドポーズをやり方をご紹介します。
チャイルドポーズの基本姿勢は正座になります。
- 正座の状態から、上半身をゆっくりと床へ近づけていきます。
- 腰を曲げるときは勢いをつけずに、ゆっくりと曲げて倒していくようにしましょう。
- 息を吐きながら、ゆっくりとチャイルドポーズになるのがポイントとなります。
チャイルドポーズのポーズが完成したら、上半身の力を抜き、脱力しましょう。
チャイルドポーズは、動かした身体を休める効果と、腰や背中周りの伸びを深めるのに効果があるといわれています。
ホットヨガ初心者さんでも簡単にできるポーズなので、是非チャレンジしてみてくださいね。
【3】肩立ちのポーズ
肩立ちのポーズをやり方をご紹介します。
- 仰向けになり、ヨガマットの上に寝そべります。
- 腰に手を当てて、腰を支えるような体勢になります。
- 両足を天井高くまで延ばしていき、その場で静止します。
肩立ちのポーズは、腰痛改善と内臓機能の向上に効果があるといわれています。
最初のうちは、両足を天井高くまで伸ばすのが難しいかと思います。
そんな時は、壁を支えにするなどして肩立ちのポーズを行うのも良いでしょう。
腰痛持ちの方のホットヨガとの付き合いかた:ポイント3つ
腰痛持ちの方がホットヨガのレッスンに参加する際に、気を付けておきたいことを3つご紹介したいと思います。
- 負担の少ないレッスン内容を選ぶ
- 無理は禁物
- 医師から許可をもらってから始める
ポイント1:負担の少ないレッスン内容を選ぶ
腰痛持ちの方でホットヨガのレッスンに参加する場合は、身体に負担の少ないレッスン内容を選ぶことをおすすめします。
レッスンの難易度でいうと、初級~中級レベルのレッスンを選ぶのが良いでしょう。
ホットヨガスタジオによっては、腰痛改善に効果的なレッスンも用意されていることがありますので、目的別のレッスンに参加することもおすすめです。
ポイント2:無理は禁物
ホットヨガのレッスンに慣れてくると、多くの人が、「今日はいつもより頑張ってみよう!」というように張り切るようになります。
もちろん張り切って頑張るのは良いことなのですが、腰痛を悪化させるような無理の仕方は禁物です。
ご自身の腰痛の状態と、ペースをしっかりと考えながら取り組むようにしましょう。
ホットヨガは短期間で成果が出ることは少なく、継続することで効果が発揮されるといわれています。
ゆっくりとご自身のペースを大切にすることをおすすめします。
ポイント3:医師から許可を貰ってから始める
腰痛で病院へ通われている方は、ホットヨガのレッスンに参加する前に医師からの許可をもらっておくことをおすすめします。
ご自身が大丈夫な状態だと思っていても、腰痛の症状によっては安静にしていなくてはいけない場合もあります。
決してご自身で判断するのではなく、医師からの許可やアドバイスを貰ってからホットヨガのレッスンに参加するようにしましょう。
まとめ
今回は、ホットヨガと腰痛の関連性にフォーカスを当ててご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
ホットヨガを行うことで、姿勢の改善やインナーマッスルを強化に繋がり、腰痛改善へ近づいていくといわれています。
ヨガのポーズの中には、腰痛改善に効果的なポーズも多いです。
腰痛改善に効果のあるポーズを重点的に行えば、腰痛改善の近道になるかもしれませんね。
腰痛持ちの方は、医師から許可が下りてからホットヨガのレッスンに参加するようにしましょう。
状況によっては腰痛を悪化させる原因にもなりかねません。
是非この機会に、ホットヨガのレッスンに参加して、腰痛改善をしてみてくださいね。