ホットヨガは常温のヨガと異なり、温度の高い室内で行います。
普段とは異なる環境でヨガを行うということもあり、多くの人が以下のような不安を抱えています。
- ホットヨガ初心者でも温度に耐えることが出来るのか心配
- 上級者向けのイメージがある
- 体調不良になりそうで心配
ホットヨガという環境をよく知らない人を中心に、このような声が集まっているようです。
ホットヨガを始める前に、この記事を読んで温度についてしっかりと把握しておけば、心配することなく取り組むことが出来ますよ。
この記事を通じて、以下の内容を理解することができます。
- ホットヨガについて
- ホットヨガの室内の温度について
- 水分補給の大切さと必要性
- 体調不良の時の付き合い方
ホットヨガの温度に関して不安を感じている方、ホットヨガ初心者の方が知りたい情報をまとめてみました。
今回ご紹介するホットヨガの温度に関する情報を得ることで、安心した状態でホットヨガに取り組むことができるようになります。
これを機会に、ホットヨガに対する知識を深めていってくださいね。
ホットヨガについて:3つのポイント
ホットヨガの基本と、ホットヨガで得られる効果についてご紹介します。
- 温かい空間でヨガのポースをとる
- 新陳代謝を高める
- リラックス効果も期待できる
既にご存知の方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。
ポイント1.温かい空間でヨガのポーズをとる
ホットヨガは、常温のヨガスタジオよりも温度が高い空間でヨガのポーズを取ります。
さまざまななヨガのポーズを取ることで、じんわりと汗をかきやすい身体の環境を作り上げることが出来ます。
1レッスンあたりの目安時間は60分といわれています。
レッスンの難易度も色々ありますので、ご自身の進捗状況に合わせてレッスンを選ぶことをおすすめします。
ポイント2.新陳代謝を高める
ホットヨガでは、身体の内側から温めていきます。
次第と血行が良くなり、手足の先までポカポカとした状態へと変化していきます。
汗のかきやすい状態となり、身体の中の余分な老廃物が排出されます。
新陳代謝を高めることで、ダイエットとデトックスに効果があるといわれています。
他にも冷え性改善にも効果的なので、お悩みの方にはホットヨガはおすすめです。
ポイント3.リラックス効果も期待できる
ホットヨガでは常温のヨガよりも大量の汗をかくことができます。
他にもヨガのポーズを取ったりと、身体のストレッチとしても効果があるので、ストレス解消や気分転換をすることが出来るといわれています。
しっかりと汗をかいて身体を動かすことで、心地の良い疲労感を得ることが出来ます。
ホットヨガを通じて、心と身体のリラックスを求められるのは嬉しいですよね。
いまホットヨガのポイントでご紹介したように、スタジオ内は高い温度設定になっています。
それでは、「高い室温」とはどのくらいなのでしょうか?次の章でくわしくご説明していきます。
ホットヨガの室内の温度について
ホットヨガの室内の温度についてご説明いたします。
ホットヨガの室内の温度
ホットヨガの室内の温度は38~40℃前後といわれています。
ホットヨガスタジオによって、多少の温度差はあるようです。
岩盤浴のような環境でホットヨガを行うと考えてもらうとわかりやすいかと思います。
サウナのような環境ではないので、暑さに耐えられない!と感じる方は少ないようです。
ホットヨガスタジオの暑さに対して心配がぬぐえない方は、ホットヨガの体験レッスンを通じてご自身で体感してみることをおすすめします。
心地の良い温度
ホットヨガスタジオの空間にいるだけで、じんわりと心地の良い温かさを感じることが出来ます。
身体の芯から温まることができるので、冷え知らずの健康的な身体へと導かれていきます。
心身ともにリフレッシュした気持ちになり、日々の生活にハリが出てくること間違いなしですよ。
ホットヨガスタジオの心地の良い空間にハマっていくレッスン生が多いそうです。
レッスン内容によって温度が異なる
レッスンの難易度や内容によって、スタジオ内の温度が若干異なる場合があります。
レッスン生の中には、勝手に温度を調整する人もいるようですが、レッスン内容に合わせてインストラクターが設定したものなので、操作しないようにしましょう。
スタジオ内の温度が気になったり、不安を感じる場合は、レッスン開始前にインストラクターに相談することをおすすめします。
水分補給はこまめに
ホットヨガでは水分補給が大切になっていきます。
この章では、水分補給の目安とタイミングについてご説明していきます。
水分補給をしっかりと行わないと、体調不良に繋がる原因にもなりかねません。
1レッスンの水分目安
ホットヨガの水分補給の目安といわれているのは、1レッスンあたり1Lです。
ホットヨガは非常に汗をかくため、水分が身体の外へどんどんと排出されてしまいます。
排出された分だけ、体内に水分を補給してあげないと、脱水症状へ繋がる恐れがあります。
ホットヨガのレッスン中は、出来るだけ積極的に水分補給を行うように心がけましょう。
水分補給のタイミング
ホットヨガ初心者の方は、水分補給のタイミングが上手くつかめないのではないかと不安に感じるかと思います。
多くのホットヨガスタジオでは、インストラクターが水分補給のタイミングを口頭で教えてくれます。
インストラクターが指示した水分補給のタイミングでは、水分補給を行うようにしましょう。
もちろん、途中で水分が欲しくなったらご自身のタイミングで水分補給をしても大丈夫です。
ホットヨガの飲み物については以下の記事でくわしく解説していますので、気になる方はこちらもご覧ください。
調子が悪い時は無理にしない【ホットヨガの心得3つ】
ホットヨガを行う上で大切なのは、「無理をしない」ということです。
ホットヨガを行う上での心得3つをご紹介したいと思います。
- レッスンの途中で気分が悪くなったら休む
- ヨガのポーズも自分のペースで行う
- その日の体調を見て参加する
心得1.レッスンの途中で気分が悪くなったら休む
ホットヨガのレッスンの途中で気分が悪くなってしまったら、静かに休むようにしましょう。
スタジオ内でゆっくりできない場合は、退出しても大丈夫です。
その際は、周りのレッスン生の迷惑にならないように退出しましょう。
気分が悪いのにも関わらず、ホットヨガを続けたりするのはやめましょう。
場合によっては体調不良が悪化する可能性もあります。
心得2.ヨガのポーズも自分のペースで行う
ホットヨガでは自分のペースが大切です。
もちろんポーズもレッスンも一通りできるのがカッコいいですが、最初のうちはポーズが決まらなかったり、レッスンの終わりかけにはヒーヒーいっていたりというのが現実です。
最初からベテランレッスン生についていくことを考えずに、マイペースですすめることをおすすめします。
自分のペースを保つことが、ホットヨガを長く続けるコツにも繋がるのです。
心得3.その日の体調を見て参加する
仕事や家事の疲れが溜まっていたり、熱っぽく風邪のような症状だったりと、健康状態に不安がある場合は、体調をみてレッスンに参加するか否かを決めるようにしましょう。
とくに女性の場合、生理前後は心も身体も不安定な状態にあります。
普段は何気なくできていることであっても、不安定な時期は上手くいかないということもあります。
無理をせずに身体を休めるということも、ホットヨガにとっては非常に重要なのです。
まとめ
ホットヨガスタジオの中は38℃~40℃前後の、岩盤浴のような環境が特徴的です。
身体の芯から温まることが出来るので、新陳代謝アップや冷え性改善に効果があります。
ホットヨガスタジオの室内は、暑すぎるということはないので、ホットヨガ初心者でも安心して始めることが出来ます。
ホットヨガを行う際は、ご自身の体調にも気を付けるようにしましょう。
ホットヨガを継続することで、心も身体もリラックスできることまちがいなしですよ。